里芋の品種
里芋シリーズの3回目。
今回は品種についてです。
里芋の品種は地域によって種芋を継いで作り続けられている「特産品」となったものが多いです。
「土垂」と言っても土垂系の…とか
「赤芽」といっても赤芽系の…など…。
作り続けることによって土に馴染んでいくようです。
それは、種芋を選別するときにいい里芋を植えるようにしているからでしょう。
いい種芋を植えていい里芋を採る。その場所の土に馴染んだいい里芋を繋げているんですね。
確かに変形したものや芽が複数出ているものより、丸いLサイズ(50-60g)くらいの芋や昨年の親芋を使うといい里芋が収穫できます。
里芋は全国に品種がありますので、大まかな紹介だけして、細かい紹介はせずに気になったもので色々リンクを貼っていきますね。
土垂
岩手県盛岡市の津志田芋はこの系統。全国的に定番な品種です。
茎が白いので「白茎」しろから、とも言われます。ホクホク系。
小芋、孫芋、親芋も食べられます。
セレベス
北上の二子さといもはこの系統。こちらも定番な品種です。
茎が赤いので「赤茎」あかから、などと言われます。ネットリ系。
小芋、孫芋、親芋も食べられます。
石川早生
8〜9月収穫の早生の里芋です。ネットリ系。
小さいサイズのものを、そのまま煮てつるっと食べる衣被「きぬかつぎ」が美味しい品種。
個人的に石川早生が大好きです。掘りたては絶品です。
代表的なものはコレくらいかと思います。
他にも京芋とか海老芋なんかがあります。
全国にある品種を紹介していきます。調べると結構面白いですよ。
里芋品種いろいろ
高温作物で雨が好きなので、日本の南の地域での生産が多い作物ですが東北地方でも作られています。
北限は岩手県。北海道では作られていません。
岩手の里芋
秋田の里芋
山形の里芋
新潟の里芋
宮城の里芋
愛知の里芋
宮崎の里芋
埼玉の里芋
千葉の里芋
里芋消費量ランキング
里芋作付けランキング
で、何を栽培するか
問題はそこなんですが、まずは「土垂」と「石川早生」を作ります。
いずれ農園の顔になってくれるような作物になってくれればいいなと思っています(^^)
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