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妻面を守るビニールハウスの補強

2023年

今回は、ビニールハウスの補強シリーズです。

市販のパイプセットもありますが、42.7mmの農業用単管とパイプとクランプを使った方法でビニールハウスの弱点でもある妻面を補強していきましょう。

なぜ、妻面を補強するのか?

ビニールハウスは基本南北に建てます。妻面は、平面で北風、南風が強く当たるからです。

妻面を揺らしてみるとわかりますが、グラグラでそのままビニールを張れば間違いなく歪みます。

一度歪むと矯正するのは難しいので建ててすぐビニールを張る前に施工しましょう。

今回補強を入れるのは、4間(7.2m)のハウスです。 

パイプの長さはお持ちのハウスに合わせてカットして施工してください。

材料はこちら→

  • 農業用単管42.7mm 5本
  • 42.7単管クランプ 単管兼用クランプでも可 固定2個 自在4個
  • 42.7mm×25mmクロスワン 5個
言葉で説明するより画層の方が早いですね。

材料がそろったら組み立てます。

  1. ハウスの妻面の縦の直管に42.7mmのパイプを横にしてクロスワン(42.7mm×25mm)で固定する。
  2. 横に固定した42.7mmの直管に縦の直管を固定クランプで取り付ける。
  3. 縦の直管に自在クランプで次の補強のパイプに直管をつなげる。
  4. ビニールでクランプを保護して終了です。ちなみに、妻面に縦に入った単管はハウスが強風などで飛んでいくのも防ぎます。60cmくらい地面に刺さればOKです。

※細いパイプのみで作られたハウスでもクランプとクロスワンを使えば同じような仕組みで補強できると思います。作業はひとりでも出来ますが、2人でやったほうがいいです。

固定、自在クランプに使うインパクトソケットは#17です。

一度やればハウスを潰すまでやらなくていいと思うので、材料をGETしてぜひやってみてください。

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