去年の振り返り↓

昨年は育成早く、大玉傾向でした(^^)

果実の肥大期に雨があったり、花が早かったりそういう感じです。
全体的に生育が早かったです。
そして、6月と8月の長雨の影響で病気はそれなりに出ました。
炭そ病、褐斑病をメインに。カイガラムシも酷かったです。
そして、早生種〜晩生種の品種構成。
猛暑の日焼け対策。
この辺を反省して今年の栽培に生かしていきます。
現在もりんご販売中↓
まずは、日焼け対策。
簡単な日焼け対策①葉取らず栽培です。
早生種はともかく…10月の半ばになってふじの葉摘みをすると日焼けするというのはなかなか^^;リンゴを成らせる場所が問題なんでしょうけどね。枝吊りもしっかりやってるんですがそれでも焼けます。夕方から葉摘みしても焼けるんですよねー。簡単なのは葉取らずなんでしょうね。贈答リンゴもあるのでそういうの以外は多少の葉陰は勘弁してもらいたいなーと思っています。
日焼け対策②有袋栽培です。
袋かければ焼けません。あとに書く病気にも対策になります。
経費と時間はかかりますが、規模縮小して自分で売っていく作戦をするなら全量じゃなくてもこの方法がいいと思います。「はるか」は全量有袋ですし温暖化対策の手っ取り早い方法だと思っています。
次に落下防止剤
私の地区では未だにストッポールを使いますが、私は断然「ヒオモン」派です。
早生種は特に散布しても軟化しないのは大きなメリットです。
1500〜2000倍で「つがる」「未希ライフ」「高徳」「北斗」あたりに散布しています。
リンゴの軸に薬液がかかればいいので減農薬?散布量を減らせます。
私は10Lの背負いで散布してますよ。
個人で販売していくならヒオモンだと思います。

今年はこうしたい↓
晩生種を増やしたい。
中途半端に品種を20本づつとかやるよりは面積を減らしているので、品種を絞っていくべきと思っています。個人で販売しやすい品種を残すことになるでしょうね。売りやすい人気のある品種を残します。
規模縮小 50a伐採
野菜との兼ね合いで面積を減らします。この50aはかなりの病気持ち^^;
早く切りたい園地だったのですが…ようやくですね。

密植された丸葉園ですが、間伐しても枝が通路に直角に出ているため薬が届かずに薬剤散布もたいへんなのでやめます。作り直すにしても植えている品種が「黃王」「ジョナゴールド」「早生ふじ」などの伐採対象の品種なので切ります。

薬剤散布の回数、展着剤
秋口までこの高温が続くようだと10月頭まで薬剤散布の必要があると考えています。
通常は9月15日くらいまであと一回増やさないとダメじゃないでしょうか??
また6〜8月の長雨対策で固着性の展着剤を可用は必須になりつつあります。
2000倍で散布なので10L買えば来年からは3000L散布だから1回1.5Lで6回は使えます。
それで、15000円なら安い。
カルシウム剤 窒素分
葉面散布でカルシウム剤も入れていきます。入れたいです。
ネオミクス
あと、ペレット鶏糞を春に散布。肥料はそれだけ。
10aで5体くらい?
草刈り ダニ剤
今年も草刈りは控えめで10cmの高刈りをします。
低く刈る意味がもはやわかりません。
いいことしかない高刈り。ダニも出ないし、刈刃に優しい。
冬の剪定 粗皮剥ぎ
カイガラムシ対策ですね。ソヒ剥ぎは今年は絶対やります。
剪定で高いところのコブは全部取ります。
カイガラ対策や褐斑病、炭疽病、輪紋病はそういうところからみたいですね。
耕種的防除を徹底してからの薬剤散布やっていきます。
りんごはこんな感じで。
10〜3月の売上に大きく貢献してくれます。
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